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疾患について
こころの病気 内因性精神疾患
 そもそも内因的に持っている脆弱なこころの状態に、ストレスなどが誘引となって辛い症状が出てきてしまいます。実際の脳内では、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質やその受容体がうまく機能してない状態となっています。お薬によって、それらの連携ががうまくいくようにすることで症状が改善します。お薬が非常に重要な役割を担うのですが、その脆弱性を過大なストレスから守る社会的枠組みもとても大切な治療の要素となります。症状が落ち着けば、日常生活を気分よく過ごすことができます。

統合失調症・躁うつ病。うつ病など

心の葛藤が症状として現れるもの 神経症心因性精神疾患
 ヒトは、自分の振る舞いが「わるいもの」であると感じてしまうと、とても辛い気持ちになってしまいます。「よいもの」ばかりで、世の中を渡り歩くことができれば!と思っても、中々そうも行きません。進学や就職、結婚や転居といった人生の大きなイベントだけでなく、日々の生活の中で人は悩み葛藤します。「よいか、わるいか」で割り切れない辛さの対処がうまくいかないと、様々な精神症状を引き起こしてしまいます。それでもなんとか生活できている場合は問題ないのですが、日常が破綻しそうな苦しみならば治療の対象となってきます。お薬による治療も大切ですが、葛藤の消化不良状態を整理し治療者とともに考えていく作業そのものが治療となります。

パニック障害・不安障害・強迫性障害・身体表現性障害・摂食障害など

発達的な特性 発達障害
 脳の機能的な障害と言われていますが、診断を受けられる方が急増しており、障害という概念よりは、人間のある種のタイプや特性といった方が良いのではという印象です。社会的にうまくいかない状態になって初めて障害ですから、問題なければその特性が素晴らしいものを生み出す力ともなります。ただ、その特性ゆえに、「わがまま」「親のしつけが悪い」「人付き合いが悪い」という誤解を受けやすく、理解のない状況が度々発生してしまいます。度重なる無理解な状況の中にさらされていると、自尊心が傷ついてしまい、、二次的にの状況になってしまいやすくなります(時にのような状態も)。こころない言葉がけや、無用なトラブルを避けていくために、本人やご家族だけでなく、学校や保育機関に特性の理解を広げていくことが、診断の大切な目的となります。

アスペルガー症候群・広汎性発達障害・注意欠陥多動性障害・学習障害など
診療のご案内

お身体の病気に関連したもの 器質性精神障害外因性精神障害心身症
 頭の中で、血管が詰まったり、出血したりすると、物忘れがひどくなるなど精神面にも影響を及ぼすことが多くみられます。加齢に伴う変化や、脳腫瘍のような占拠性病変においても同様です。ホルモンバランスの異常や、内科的なお薬によって精神症状が出ることもあります。こういった場合、もともとの病気を治療することが優先されますが、こころの問題も無視できません。心理的なケアや精神科のお薬によって精神症状の緩和を目指します。
 そもそも人間の心身相関性は非常に高く、様々な身体疾患の発症や悪化の要因に、こころのストレスも関連していることが示唆されています。心理的なものが実際に病気になるものとしてストレス潰瘍のようなものもあります。これらは心身症と呼ばれています。

認知症・心身症など

その他こころに関連したもの
チック障害・不登校・育児ノイローゼなど

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